心の助かり

最近、母の最後のときについて思い返しました。

母と最後に話したとき、母は「心残りは何もない」と言っていました。そして、もう治療はしない。とも。

でも、母の日記を見ると、「生きたい」という思いが溢れていました。

母は、生きたいと心から願っていたけれど、迫りくる自分の命の終わりを感じていたのだろうと思います。そして、命の終わりを受け入れ、これまで命をいただいたことに感謝し、澄んだ心で最後のときを迎えたのではないかと思うようになりました。

母は、生きることをあきらめたわけではなく、心が助かるおかげをいただいたのだろうと感じています。それは、生きることを願い続けていくことよりも、ずっと難しいことではないかなと思います。母の信心の深さに改めて触れることができた気付きでした。


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