がんサバイバー5 

記事一覧
母がYouTube用に書き下ろしていた記事は,前回が最後でした。
今回は,前回の記事で母が話す予定にしていた。二つ目の治療についてのメモ書きを投稿させていただきます。

メモの中に出てくる「4歳になるお孫さん」は,私の長女のことです。
長女がコロナに感染してすぐ,私もコロナに感染していることがわかり,10日間自宅での隔離生活になりました。
母が感染してしまうと,肺がんのため非常に危険だということで,近くに住んでいる姉の家に一時的に移ることになりました。

母が亡くなる直前,再び私がコロナに感染し,母は姉の家に移ることになります。結局,姉の家から麻薬治療のため入院し,そのまま亡くなりました。

姉の家の話になりますが,私の姉は大変気が強く,1回目にコロナで移り住んだ時には,姉の旦那さんに対する態度を大変心配し,手紙を書いたそうです。

亡くなる直前に再びお世話になった時には,姉夫婦の様子に安心したようで,「幸せな時間をありがとう」と手紙を残したと聞きました。

亡くなる直前に,心配していた姉夫婦の様子を見る機会を,神様がくださったのだと思います。
また,生前最後のお風呂も姉の家だったのですが,水道水を濾過して塩素等を抜いてくれる機械で溜めたお風呂にとても感動したようで,父が母のためにと自宅にも購入しました。

結局,母が使うことはありませんでしたが,その機械にはマイクロバブルのシャワーも付いており,昔テレビで見てから「一度使ってみたいなぁ」と話していた私は,

「母のプレゼントかなぁ」と思っています。

このような,色々な不思議な「巡り合わせ」が,母の亡くなる前にはたくさん起きました。

他の話はまた別の記事にしようと思いますが,金光教の信心では「お繰り合わせいただいた」という考え方をします。あまりに都合のいい,タイミングの良い出来事が起きてくると,神様が都合をつけてくださったのだろうと感じるのです。

では,二つ目の治療についての母の記事です。
写真は,母が大切に育てていた庭のお花です。

生かされて 〜金光教の信心を通して〜をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで届きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました